満丸正人について
大阪で人形制作をしています。制作しているのは、主に桐塑人形です。
桐塑人形とは、江戸時代から続く技法で、素材となる桐塑とは、桐の木粉と生麩糊等で練りあげたもので、乾燥すると、木材と同様に彫刻ができるので、細かい造形表現が可能な素材です。
2011年に人間国宝・秋山信子先生に師事して以来、人形に対する秋山先生の想いと、その伝統を継承しつつ、現代的な新たな試みや可能性を模索創作しながら、見て頂いた方々に何か少しでも感じ取って頂ける作品作りを、今後も続けていきたいと思っております。